スノーボード初心者だったけど、スクールに出て練習したらハマった
僕がスノーボードを始めたのは30歳を過ぎてからのことです。
初めて雪山に行くことになった理由は、当時付き合っていた女性から誘われたからです。
スキーは一度やったことがありましたが、スノーボードを一緒にやりたいと言われて行きました。
スノーボードで滑っている人を生で(テレビじゃなくて)見たときの感動というか、感心というか、の気持ちは今でも忘れられません。
「すごい人もいるんだな、自分には絶対に無理だ。」
しかし、実際にスキー場へ行って、レッスンコーチについて、一日、自由に滑ってもう一日。
その結果、すっかりはまっていたのは、彼女ではなく私の方でした。
たまたま晴天に恵まれたこともありますが、青空と白い雪の斜面しか視界に入らない中、滑るのも、転ぶのも、立ち上がるのも、リフトに乗るのも、楽しくてあっという間に時間が流れていく感じでした。
もちろん、始めたばかりのころは、行く度に、前回はどうやって滑っていたんだっけ、こんな急な斜面を、前回は何故怖がらずに滑ったのだろう…と思ったりしたものですが、帰るときには、今日もまた少し上手くなった、また来たいという気持ちに成りました。
それから数年経った頃、滑ることに不安がなくなりました。
ただし、それで油断してしまったのか、調子に乗って滑っていたら、転んでひねって、骨折してしまいました。
3年前のことです。
それでも今年は懲りずにまた、行っています。
雪が解けてなくなってしまうまでに、あと何回はいけそうだな…と数えながら。