まるまる。

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テラフォーマーズの「次に誰が死ぬかわからない恐怖感」は凄い!

火星にゴキブリを送り込んで、そこに人類が後で行ったら、ゴキブリが人みたいに進化していて、それで人間を容赦なく襲ってくる・・そんな恐怖のSFバトルマンガ「テラフォーマーズ」を最近知って読んでいるんですが、これ、かなりドキドキして、次ページで誰が死ぬんだ?っていう、遊園地の絶叫マシーン系のような心理状態になっちゃうんです。

設定がすごい緻密で、「人間は台所でゴキブリを見たら特に理由もなく殺そうとする。向こうもそれと同じで、こっちに同族嫌悪の感情を抱いている。だから躊躇なく殺しに来るんだ。」というのがゾクッと来ました。

そうですよ。

我々だってゴキブリを見たらすぐ殺します。

それと同じことが火星でも起きてるんです。

ただし、このマンガがそれで終わらないのが人気の秘密。

皆アメリカンコミックのヒーローみたいに、「昆虫の遺伝子を体に埋め込んで変身する」んです。

これが最高に格好いい!

昆虫人間が昆虫の王、ゴキブリに立ち向かうっていうカタルシスがあるんですよ。

ミイデラゴミムシだったら両手から放熱したり、カブトの甲殻でシールドを作ったり、火星でバトルしまくり、死にまくりという、一見、不毛な戦いがくり広げられているんです。

最初に書いたように、「次、誰が死ぬかわからない恐怖感」はすごいです。

一度読んでみてください。