円安はどこまでいくのか?為替相場の今後が、とても気になります
選挙で大勝した自民党の政策によって、為替がだいぶ円安の方向に動いて来ましたねぇ。
去年の衆議院議院解散総選挙で国民の6割しか投票しなかったのに、大勝した自民党ですが、正直、今の小選挙区制度では、民意の一部しか反映されない感じなので、それもまぁ仕方の無いことなのかな…っていう気がします。
前回あれほど自民党にNO!を突きつけたはずなのに、今回の選挙で自民党が与党となった今、今度は、自民党に日本の経済、未来を託すしか仕方がない、っていう感じでしょうか…。
アベノミクスでは、色んな政策の中でデフレと円高の脱却、名目3パーセント以上の経済成長の達成などをあげていて、要人の発言などによりドル円が円安方向に向かっています。
為替相場を見ると明らかで、もともと100円以上あった為替が、一時は、75円近くまで高騰していましたからねぇ。
為替をやっている私にとってドルやユーロなどとても気になる所です。
世界国々から日本の政府は円安誘導しているのではないかとか、欧州などからは通貨戦争と揶揄されて円安に否定的であったりします。
しかし米国が今の円安に対して容認しているところから見ると、ひょっとしたら100円くらいまで下落する可能性も否定できません。
今週モスクワで開かれるG20の会合によって円売りのスピードが加速しているところを調整する発言も出てくる可能性はあります。
緩やかに円安にいくのか、現在の92円~93円あたりで止まるのか、はたまた円高に戻ってしまうのか、それによって資産運用も考えなくてはいけないので今後の世界の動向は、とても気になるところです。